FXをお勧めしない理由

おすすめしない投資

FXとは、外国為替証拠金取引のことで、異なる通貨間の為替レートの変動によって利益を得ることを目的とした投資です。

FXは、高いリスクと高いリターンを伴う投資であり、レバレッジをかけることで少ない資金で大きな取引ができます。

特に外国のFX業者はレバレッジが1000倍近く賭けられますので1万円が1000万円手元にあるような状態で投資することができます。

勝てるときは運が良ければ数十万、数百万と勝てますが同じように負ける人もいて、
FXで勝てる人の割合は、非常に低いといわれています。

FXの取引を行っている個人投資家の約8割が損失を出しているという調査結果があります。

当然のことながらFXで勝つためには、為替相場の動向や経済指標などの専門知識や分析能力が必要です。


さらにFXをしない方がよいといわれる理由は、時間と精神の面でのコストが高いからです。

FXは、24時間取引が可能であり、常に市場の変動に目を向けなければなりませんので落ち着かず、仕事の勤務中も気になって仕方がなく勤務に悪影響を与えます。

2023年10月に札幌国税局の職員が懲戒処分を受けました。

札幌国税局によりますと、職員は去年7月からことし8月までの1年あまりにわたって、勤務時間中に自分のスマートフォンを使い、FX取引などを1万5000回以上繰り返していたということです。

1万5000回は凄いですが他にも同様な記事を多く見かけます。

ストレスや不安を感じやすい投資であり、少額の負けで終わるべきところ感情的な判断によって損失を拡大する可能性があります。


FXで長時間ではなく短時間で稼ぐ手法にデイトレードやスキャルピングと呼ばれる手法があります。

これらの手法は、短期間で小さな利益を積み重ねることを目指すものですが、高い技術と集中力が必要です。FXで短時間で勝つことは、ギャンブルに近いともいえます。


FXをやめてよかったという人は多くいます。

FXをやめた人の多くは損失やストレスに耐えられなくなったという理由でFXをやめたことで生活や精神が安定したと感じたと述べています。

FXをやめた人の中には、他の投資や貯蓄に切り替えた人もいます。

投資は複数ありますのでしっかり考えて取り組んでいただけると幸いです。

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