バイナリーでグッドマン法は稼げるのか？

バイナリーオプションという取引方法は、
高い報酬が期待できる反面、リスクも非常に高いということが知られています。

グッドマン法はこのリスクを少しでも抑えるために使われる手法の1つです。

グッドマン法は、基本的には資金管理の手法の一種であり、
投資家が一度に取引することのできる最大金額を、自分が保有する資金の一定割合に設定することでリスクを分散させることを目的としています。

例えば、投資家が10万円の資金を持っている場合、グッドマン法を適用すると、一度に取引することのできる最大金額を1%程度に設定することが一般的な考えになります。

ですので、1回の取引に使える金額は1000円程度となります。

10万円の資金があるときは1000円で100万円なら1度に使える金額は1万円になります。

これにより、一度の取引で大きな損失を被った場合でも、全資金を失うことありません。

ではグッドマン法とはどのような手法なのかといいますと

グッドマン法は別名1235法と呼ばれており、勝つために掛け金を増やしていく手法です。

グッドマン法とは？

勝つ度に掛け金を

1倍→2倍→4倍→5倍と増やしていくのがグッドマン法になります。

マーチンは負けた場合に掛け金を倍にしていきますが、グッドマン法では勝つたびに増やすていきますので逆になっています。

1000円でエントリーをしている場合であれば、勝てば2000円エントリーにして、さらに勝った場合は3000円、次に勝てば5000円にするのがグッドマン法になります。

グッドマン法のルールをもっと詳細に解説すると以下の通りです。

グッドマン法の詳細なルール

勝った場合：1倍→2倍→4倍→5倍と掛け金を増やす

※最大5倍まで！

※1倍→2倍→4倍→5倍の順番は変更しない

負けた場合：負けた時点で掛け金は1倍に戻します。

勝った場合は掛け金が増えていくため、大きく利益を伸ばすことが出来ます。

一方で負けた場合は掛け金が最低額に戻るので低リスクで取引が出来るというわけです。

グッドマン法のルールが分かったところで次に実際にバイナリーオプションでグッドマン法を使う場合のやり方を解説します。

当ブログでは計算がしやすいように以下の条件でシミュレーションします。

ペイアウト率：2.0倍

掛け金：1000円

勝率：60%（6勝4敗）

一方で掛け金を変えずに1000円エントリーをした場合のシミュレーションを見てみましょう。

同じ勝率60％ですが、最終的にはグッドマン法で取引をした場合の方が多く利益を残すことが出来ました。

もし負けたとしても次回は1000円エントリーから始めることが出来ます。

このようにグッドマン法はリスクを最小限に抑えて、大きな利益も狙える手法だと言えるでしょう。

グッドマン法のメリット

• 連勝出来れば利益を最大化できる
• 連敗しても最低額の損失で済む

グッドマン法では連勝をして5倍まで持っていくことが出来れば一気に多くの利益を重ねることができるのが最大のメリットです。

また、連敗したとしても自分が掛けている最低限の掛け金が積み重なるだけなので非常に低リスクだと言えます。

勢いがあるときはリスクなく高配当が期待できます！

ただ、グッドマン法のデメリットもありますのでそれについて説明いたします。

グッドマン法のデメリット

• 連勝出来なければ利益が出ない

グッドマン法のデメリットは連勝出来ない場合は利益が出ないということです。

このようにグッドマン法ではあくまで連勝出来なければ意味がなく、むしろ連勝出来ないくらいであれば損失を負ってしまう結果になります。

連勝出来なければ利益が出ないということは大きなデメリットでしょう。

私の考えとしてはバイナリーオプションでグッドマン法は使うべきではないと考えています。

特に初心者の方には絶対に推奨いたしません。

なぜならデメリットが大きすぎるからです。

バイナリーオプションは損益分岐点さえ超えていれば資金が増えていくというのが本質的なメリットですが、損益分岐点の計算と稼ぐための本質を度外視したグッドマン法は稼ぐために足枷になる可能性が高いです。

一時的に連勝が出来たとしても、常に連勝をし続けるのは非常に難しいため、グッドマン法を使うくらいであれば同じ金額で常に自分が定めたエントリーポイントで投資をすることを推奨いたします法

個人的には自分のトレードに自信があり、資金がなければグッドマン法はやらないのがベストです。

ただ、なぜか資金がない方がグッドマン法をやる人がいるのですが注意してくださいませ。

いずれにしても資金管理がとても大切になります。